自己紹介

じめまして。せつ@ADHD改善者と申します。


この記事を読まれているということは、
あなたがきっと『何故、自分はこんななのだろう…』という不安を抱え、
その対策に頭を悩ませているからだと思います。


私も10代の頃から、どうも上手くいかない
という漠然とした不安を抱え、
悩んできた者です。

しかし20代の頃、《ADHD》というものを知り、
その症状に沿った対策をしてきたことで
それまで悩まされてきた数々のことが
軽減され、希望を持てるようになりました。



ADHD(注意欠陥多動性障害)の原因は
脳の機能障害です。


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私は学生の頃、
しょっちゅう遅刻、課題の提出は間に合わない、
部屋の片付けが出来ない等々、
失敗ばかりしていました。


それでもその時は
『大人になれば出来るようになるだろう』
『ちょっと頑張れば出来るだろう』
と思っていました。


しかし、社会人になっても遅刻癖は治らず、
上司や親からも
「社会人としての意識が足りない!」
と何度も叱られました。



確かにこのままでいたら、
だらしのない人間のレッテルを貼られてしまう。
ちゃんとした《大人》になれない。



さすがに『何とかしなくては…』
と思うようになったのです。


そこで対策を考えるようになったのですが、
なかなか上手くいきません。



まず、とにかく朝起きられないのです。



目覚ましを2個3個と用意してもダメ。
しまいには
『これ以上どう"意識"しろって言うんだ!』と
ヤケになってしまいました。


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また部屋の片付けが苦手で、
どうしても散らかってしまいます。


ある種《完璧主義》で、
一度思うように片付けられなかったりすると、
『もういいや…』
と適当になってしまうのです。


また、物を捨てられないのも
部屋が散らかる一因になっています。



レシート1枚にも《思い出》を感じてしまい、
捨てることが出来なくなるのです。


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また、1つのことに意識を向けると、
それまでやっていたこと、覚えていたことが
スッポリ抜け落ちてしまうことが
しょっちゅうありました。


物事の優先順位も上手く決められないため、
要領が悪く、無駄な動きばかりしてしまいます。


そのため、会社ではいつも
【仕事の出来ない人】
のレッテルを貼られていました。



真面目に、懸命に働いても認めてもらえない。



それが本当に苦しくて、辛くて、
もう、何をやってもダメ、
自分は社会人失格のダメ人間なんだ…
と悲しくなりました。


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そんな時、たまたま本屋で
《どうして私、片づけられないの?》
という本を見つけたのです。


当時、《片付けられない女たち》という部屋の片付けが苦手な女性たちのことが
テレビ番組で紹介されていたこともあり、
自分と同じような人がいるんだな…
という認識はありました。


そこで何となく立ち読みを始めたのですが、
読んで衝撃を受けました。


そこには私が学生の時から悩まされていた数々の症状が挙げられ、
それらの原因が全て《ADHD》というものから来ていることを知ったのです。


自分が怠けていたわけではなかった!


これを知っただけで随分と心が軽くなりました。

まるで暗闇の中に一筋の光が射したようでした。


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その本には各症状に対する対策も書かれていたため、
私もそれを実践するようになり、
症状が少しずつ改善されるようになってきたのです。


遅刻癖には、その特性に合わせたスケジュール計画を。

片付けには、上手に《情》を変換させ、
シンプルで大まかなルールにする。

仕事では、忘れ防止用メモ帳を常に持ち、どんな些細なことでもメモを取る。

…等々、1つずつ実践してきたのです。


その後も色々な本を読み、
症状の把握と対策の研究を続けてきました。


そして、ADHD症状を持つ当事者だからこそ分かる《心情》に合わせた対策方法を確立したのです。



もちろん、今でも失敗することはあります。


しかし、以前のように
ただやみくもに自分を責めたりせず、
どうしたら改善出来るか、
を考えられるようになったのです。


それは自分の《自尊心》を守る
大きな力になっています。


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実は私は、病院での診察は受けていません。


ですから、はっきりと自分はADHDである、
とは言えないのです。


しかし、自分にある症状は
明らかにADHDのそれですし、
ADHDの対策法を実践して効果があったのは
紛れもない事実なのです。



大切なのは、自分がADHDなのか否かではなく、
その症状とどう向き合い、対策を立て、
【生きづらさ】を軽減していくか…
なのです。



今では自分だけではなく、周りを見て同じような症状を持った人にアドバイスをしたりしています。


最初は悩んで暗い顔をしていた人も、結果が出てくるとどんどん明るい表情に変わってきます。


何より《人生》を前向きに捉えられるようになっていくのです。




ADHDは完治するものではありません。


一生付き合っていくものです。


ならば、少しでも【生きやすくなる】方法を知っていた方が良いじゃないですか。


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大丈夫です!


あの坂本龍馬も、アインシュタインも、エジソンも、ピカソも、
皆、ADHDだと言われているんです。


あなたにもきっと生きる道が見つかります。



これからその方法を、このブログに綴っていきますね。

宜しければ、この後の記事も読んでいただけたら幸いです。