こんにちは、せつ@ADHD改善者です。
ADHDの人の話をする時、
必ず出てくる言葉があります。
それは
【ワーキングメモリー(作業記憶)】
というものです。
それに問題があるため、
日常生活に支障をきたしてしまうのです。
●一時的な記憶と処理
ワーキングメモリーとは
何かの情報が入ってきた時、
脳内で一時的に記憶し、同時に得た他の情報と比べ、
どの情報に対応すればよいのかを決める機能です。
いわゆる情報処理能力です。
この機能が強いと
瞬時に適切な判断ができます。
しかし、ADHD等の発達障害を持つ人は
その機能が弱いため、
様々な問題が出てきてしまいます。
●すぐに情報過多になってしまい、必要なことを忘れてしまう。
●入ってきた情報の処理がうまく出来ず、混乱してしまう。
●不要になった情報の削除が出来ず、行動や会話の切り替えがうまく出来ない。
他にも、疲労感や不安感等の体調不良が出ることもあります。
●様々なツールを活用しよう!
ワーキングメモリーの機能を強化させることは
残念ながら難しいです。
しかし現代には
様々な便利ツールがあります。
アラームやメモ機能の付いたスマホ。
考えたことを忘れないためのICレコーダー。
パソコンで計画表を作成。
(もちろん手書きでも可。)
これらを大いに活用することで
ワーキングメモリーの弱さを
かなり補えるはずです。
特にアラーム機器とメモ帳は
常に持ち歩きましょう‼