感情的になってしまう
こんにちは、せつ@ADHD改善者です。
前回は《衝動買いをしてしまう》について書きました。
ADHDの人は、《衝動的》に動いてしまう性質があります。
これは
行動だけではなく、感情においても言えることです。
パッと思いついたことをそのまま口にして
トラブルになったことはありませんか?
話し合いでの意見、
腹が立った時の言い方、
上司や目上の人への進言など、
自分では考えているはずなのに
相手や周りを怒らせたり不愉快にさせてしまっている…
どうして?
●心の中で持ちこたえられない!?
ADHDの人は
思った瞬間
感じた瞬間
に行動してしまいがちです。
これは《衝動》の特性を持っているがゆえなのですが、
そのために
後から『しまった!』と思う発言が
出てしまうことが多々あります。
また、その場の空気感や
人との距離感を測ることが
苦手、ということもあります。
ただし、これらのことは
そのような特性を持っていることを
自身が自覚していれば
対策が可能です。
●一呼吸置こう!
思ったこと、感じたことを
すぐに話したくなった時、
まずは10秒待ちましょう。
少し待つだけで
それが今言わなくてはならないことなのか
そうでないのかに
気付くことが出来ます。
『でも、今言わなくちゃ忘れちゃう!』
なんて時は、
取り敢えずメモをしておきましょう。
それを見直すことで、
角の立たない言い方に変換して
自分の考えを相手に伝えられる…
というメリットもあります。
●内容やタイミングを考えよう!
自分の意見を言えるのは
悪いことではありません。
ただ、その言い方やタイミングを
間違えないように
気を付ければよいだけなのです。
(1) 発言する前に10秒待つ
(2) 思ったことはまずメモをとる
ほんのちょっとの《保留》だけで
トラブルを回避できるのですよ。
次回は《完璧主義の心配性》をテーマに書きたいと思います。