衝動買いをしてしまう

こんにちは、せつ@ADHD改善者です。


前回は《いっぺんに複数のことが出来ない》について書きました。



ADHDのある人は《衝動》が強い性質があります。


それが外部からの刺激に対しての過剰反応となり、
結果、
今やっていることを忘れてしまう
ことになるのです。


また刺激に反応しやすいため、
『やりたい』『欲しい』といった
自身の欲求に対して
正直に行動してしまいます。


それが顕著に現れてしまうのが

買い物

の時です。



●全部買ってしまう!?

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買い物をしている時、
一つで充分なのに
どちらかを選べずに
両方買ってしまう。


シリーズ物や
セットなどで
売っているものを見ると
つい全部揃えてしまいたくなる。


等々、


必要以上に買ってしまうことがよくありませんか?


ADHDの人は、
先のことを上手く考えられない性質があり、
今この時に全力を注いでしまうため、
取捨選択することが中々出来ないのです。



●まずは立ち止まって

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「欲しい!」となったら
すぐさま買いたくなってしまいますが、

ちょっと待って!


それは本当に欲しい物?


今どうしても手に入れなければならないもの?


家に同じようなもの持ってない?


お財布を出す前に
まずは自分に問いかけてみましょう。



●物欲は熟成させる

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今や製品の回転率はもの凄い速さになっています。

スマホだって半年もすれば
もう新しい製品が発売されています。

その都度反応していたら
お金も家の中も
大変なことになります。


チラシや雑誌を見て気になったものは
切り取り、ボードなどに貼り出しておきます。


それを眺め、購入した後の使用法を
シュミレーションしてみると
意外と無くても大丈夫だと
気付いたりします。


服も同じです。


お店でどちらの商品を選ぶか迷った場合、

一度その場所から離れてください。


デパートならフロアを一周する、
独立店舗なら近くの喫茶店で一休みする、
など、
とにかく一呼吸おくことが大切です。


この時、欲しい服を
いつ、どのようなシーンで着るのか
具体的に
イメージしてください。

何となくで買うと、
持っている服と合わなかったり、
着る機会がないままになったりします。



(1)一度、対象物から意識を外す。


(2)購入後の使用シーンを具体的にイメージ出来るか。



買い物をする時は、
常にこのことを
考えていましょう。




次回は《感情的になってしまう》をテーマに書きたいと思います。