完璧主義の心配性

こんにちは、せつ@ADHD改善者です。


前回は《感情的になってしまう》について書きました。


ADHDの人は
片付けが苦手だったり
時間が守れなかったりするために、
だらしがないと思われがち。


でも実際は
最善を尽くそうとしたり、
完璧主義の人

結構多いのです。


問題なのは
理想は高くても
行動が伴わないこと

なのです。


「あれはこうでなきゃ」
「これはこうしなければ」など
《ねばならぬ》に囚われて
ヘトヘトになっていくのです。


●適当がわからない

f:id:moonlion11:20171210113432j:plain


元々、脳の特性として
先のことをうまく考えられない
部分があります。


そのため
何を優先させればいいのか
判断できず、
全てのことを盛り込んでしまうのです。


また、
動き出すのに時間がかかる
という特性もあります。


日々の生活で
《節約》や《エコロジー》を考え
行動しようとします。


しかし、
そのための行動を起こすのに時間がかかり、
結局疲労だけが増す、
ということになりがちです。


●よい加減を見つけよう

f:id:moonlion11:20171210113514j:plain


サクサクと動ける人なら
《節約》や《エコロジー》といった
手間のかかることをやるのも
良いでしょう。


しかし、ADHDの人は
中々動けません。


無理をして結局、
時間と体力と精神力を
使い果たすくらいならば、
もっと楽になれる《便利なモノ》を活用しましょう。


文明の利器を使うのは
悪いことでも何でもありません。


それらの手助けによって
生活にゆとりが出来た時に
改めて《節約》や《エコロジー》を
考えれば良いのですから。


また、
色々なシチュエーションを考えすぎて
荷物が多くなってしまう場合。


出先で買うことが出来るものや
別のもので代用出来るものは
必要になったらその場で考えよう、
くらいの柔軟性を持っていきましょう。


●自分の特性を見極めて快適に過ごそう!

f:id:moonlion11:20171210113549j:plain


理想の生活を考えるのも大切だけれど、
それが苦痛になってしまったら本末転倒です。


人には向き不向きがあります。


自分の特性を知ったうえで
出来る範囲の工夫をしていきましょう。


(1)生活が楽になる《便利なモノ》を活用しよう


(2)荷物は必要最小限で!足りないものは現場で調達する




次回は《冬眠してしまう》をテーマに書きたいと思います。