部屋が片付けられない
こんにちは、せつ@ADHD改善者です。
前回は《すぐに行動出来ない、止まらない》について書きました。
さて、あなたは部屋の片付けをしよう!と意気込んで始めたはいいけれど、
どこから手を付けて良いのかわからないことがありませんか?
●部屋が散らかってしまうのはどうして?
ADHDの人はすぐに動き出すのが難しいため、
《取り敢えず》で物を置きっぱなしにしてしまいます。
また、一度つまづくと面倒くさくなってしまい、
それまでの作業を放置してしまうのです。
また、ワーキングメモリー(作業記憶)の問題もあります。
《ワーキングメモリー》とは、
一つの作業をしている時に
別の出来事も記憶しておく
脳の機能のことです。
ADHDの人はこの機能が上手く働かないため、
何かをやろうとしても
新しい刺激があると
それまでの作業記憶がすっぽりと抜け落ちてしまうのです。
● 片付けはその場でしなくてもいい
あなたは片付けや整理整頓というものは
毎日しなければいけない、
と思っていませんか?
もちろん、毎日出来ればそれに越したことはないですが、
人には向き不向きがあります。
それより自分にとって片付けやすい方法を
見つけることの方が
ずっとずっと
重要です。
● 大まかな分類でOK!
まず、家にある空箱を3つ用意してください。
そこに【必要】【保留】【処分】と書いた紙を
それぞれの箱に貼ります。
郵便物や書類などはその中にポンポンいれましょう。
そして一週間に一度、箱の中を整理します。
●【必要】なものは、本来のしまう場所へ片付けます。
●【保留】のものは、《必要》なのか《処分》なのか
決めて仕分けます。
●【処分】のものは、捨てます。
この時、【処分】の箱に入れたものは《確認》しないこと!
中身を見たら、また迷いが出てしまいます。
思いきってエイヤッと捨ててしまいましょう。
次回は《すぐに忘れてしまう》をテーマに書きたいと思います。